日本山岳医療協議会最初の講習会として、Diploma in Mountain Medicine取得者向けリフレッシュ講習会を11/5-6にかけて富山の登山研修所にて実施しました。
講習会では1日目に地域の山岳医療活動の報告と課題についてや、諸外国での山岳救助・医療活動の実態とその訓練について発表がなされました。その細かな内容が下記のリストになります。
- 大山(鳥取県)山岳医療パトロール活動報告
- 北杜市山岳医療パトロール活動報告
- 赤岳鉱泉山岳診療所活動報告
- DiMM山岳看護師としての活動
- UIAA MedCom , Air Zermatt MEM, ICAR報告会
2日目にはDiploma in Mountain Medicineの資格保有者の山岳救助に関するロープワークやレスキュー方法の再確認、知識・経験のアップデートを行いました。普段の登山やクライミングで懸垂下降を行うことはあって山岳救助を念頭に置いた懸垂下降を行うことはほとんどありません。
今回の講習会では自分が登山中に出会した山岳遭難事故への臨時的な対応をどうするかも考える内容となっています。常にハーネスや十分なスリング、クライミングロープを持ち合わせているわけではありません。持っている装備だけでどう対処できるかも大切な訓練となります。
今後もよりよい山岳医療をめざして講習会を開催していきます。
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